『新潟から未来へ』というテーマで、SDGsに関する取り組みをお伝えします。

茶色に輝くこちらのマグカップ。ある食品廃棄物を使って作られています。
何だかわかりますか?
ヒントはこの色…

【記者リポート】「コーヒーが入ったこのマグカップ。実は、本来廃棄される“豆かす”が使われているんです」

このマグカップを開発したのは新潟市中央区の「大橋洋食器」が立ち上げた新会社。

「大橋洋食器」は1886年創業の老舗で、ホテルやレストランなどで使う食器を販売してきました。

22年12月に店の2階にカフェをオープン。
新会社が作る自慢の洋食器で、ドリンクやスイーツを楽しめます。

しかし洋食器業界は、今こんな問題を抱えています。

【SAN-AND 北村大輝 営業企画部長】「原材料になる資源の採掘量がどんどん少なくなっていって、どういうふうに食器を作っていくかが、すごく直近の問題としてあった」

原材料不足という課題解決の糸口として目指したのが「“循環型”のものづくり」です。