カレー専門店や居酒屋の人気メニューを取り入れた新たなパンが大分県内で続々登場。人気の秘密に迫ります。
大分市にある手作りパン専門の「くるりCafe&くるりぱん」で販売されている話題のカレーパン。カレー専門店「カレーハウスうえの」と共同開発し、去年11月から提供されています。
(くるりCafe&くるりぱん阿部智子さん)「しっかり甘さと辛さがあって普段食べているカレーがカレーパンになりました」

大分県産米粉を使用し、外はカリッと、中はモチモチのカレーパン。それぞれの店の味を多くの人に知ってもらおうと共同開発したそうです。
(くるりCafe&くるりぱん玉田良司代表)「開発に半年くらいかかりました。これから辛みが強いカレーパンとこれよりもちょっとマイルドなカレーパンを作ろうかなと思っています」
そして、カレーを作る「カレーハウスうえの」。パンに合うよう、創業当初からの欧風カレーをアレンジ。まろやかなコクを追及しています。
(カレーハウスうえの3代目・大賀拓海さん)「店の新しいスタイルというか色んな方向で『うえの』を知ってもらうためにやっと形にできたという感じです」
カレーパンは現在、各店舗と数量限定でキッチンカーでの移動販売を行っています。
大分市で一風変わったパンも注目されています。それが、串に巻かれ一味がかけられた「焼鳥のぼんじりパン」。このほか、せせり、つくね、砂ずりのパンなど居酒屋の人気メニューとコラボしました。

(パンうまかや・川邊瑞姫さん)「もちもちの生地を使っているのがこだわりです。パンの生地と居酒屋のメニューが『意外と合うね』とよく言われます」
もともと居酒屋として夜のみの営業でしたが、コロナ禍で新たに始めたパンの販売を売り上げアップにつなげていきたいと話します。
(パンうまかや・川邊瑞姫さん)「居酒屋での経験をパンにも取り入れてたくさんの人に喜んでほしいなと思います」
店こだわりの味わいを多くの人に知ってほしいと誕生したコラボメニュー。さらに広がりをみせていきそうです。