骨髄移植 患者の95%にドナーが見つかるも提供は54%

骨髄バンクを支援するやまがたの会・小野寺南波子会長
「患者の95%に(ドナーが)見つかっている。実際に提供するのは54%に落ちてしまう。仕事が休めない」

骨髄を提供するのには検査と移植のため1週間程度の入院が必要。
仕事が休めないなどの理由で移植まで進むのは約半数。衝撃的な数字です。
骨髄バンクを支援するやまがたの会・小野寺南波子会長「移植をして80%が成功する時代。助かる病気。あなたにしか救えない命がある」
白血病は小野寺さんによりますと、移植できれば8割が助かる病気に今なっているということなんです。
ただ課題もあります。
ご紹介したように、患者95%にドナーが見つかる時代でありながら、移植まで進むのはなんと54%。半数に減るというこの「差」を何とかしたいですよね。
1週間という期間がネックのようです。
ですから骨髄バンクなどの関係団体が事業所、会社に理解を求めるような働きかけを行っています。
さらに、自治体。こちら注目なんです。