転倒したとみられる男性…緊急性が高く救急車を手配

 営業終了まで1時間となった午後4時。

 (電話で話す茂木さん)「本部です。…ケガね。わかりました。行きます」

 50代の男性が倒れているとの連絡が入ります。

 (周りに知らせる茂木さん)「たぶんボート。柱に当たった、頭が」

 男性がいる現場に到着しました。

 (茂木さん)「意識レベル確認します。救急車呼んどいて」

 男性はスキーで滑走中に単独で転倒したとみられ、動くことができません。緊急性が高いことから救急車を呼ぶ手配をします。

 (茂木さん)「今ちょっと運ぶ段取りしているから、ちょっと待ってね」

 (救急隊)「救急隊です。お名前言えます?」

 救助から20分後、救急隊に引き渡しました。

「私たちが目立たないくらい安全なスノーリゾートになれたら」

 この日は計11人の負傷者を救助。午後5時、パトロール隊の長い1日が終わりました。

 (パトロール隊 茂木翔平さん)
 「ここで仕事をしていく中で、ケガをする方をゼロ人にしていくというのが最終的なゴール地点になると思いますが、私たちがただ裏方として存在して目立たないような、それくらい安全なスノーリゾートになれたらなと思います」