遠くの国の戦争は、何らかの形で日本と繋がっている

日本って、ものすごく平和で、当然その周りも海で囲まれてますから、難民の問題だって、それほどまだない状態で、どうしても戦争っていうのは、身近になりづらい国だと思うんですね
それはすごくいいことで、何も「戦争を感じろ」というふうには思わないんですけれども、ただその遠くの国で起きてる戦争って、実はもう今この時代に何らかの形で、やっぱり世界中を巻き込んでいるというふうに思うんです

エネルギーの問題であったり、政治の問題であったり、多分本当にいろいろなことで複雑に絡み合って、いろいろなクッションを経て、「アフガニスタンで起きていること」は当然、「イランで起きていること」と繋がってますし、「イランで起きていること」は「イスラエル人と繋がっている」。
「イスラエルで起きていること」っていうのは、当然「地中海の不安定」にも繋がって、そうするとやっぱり「日本のエネルギーにも繋がる」。

(JNN中東支局長 須賀川 拓 記者)
世界中、いろんなとこで起きている「紛争」とか「戦争」っていうのが、実はすごく自分たちに影響を与えうるかもしれない。やっぱりそこにどうしても気がついてほしい
小さな気付きが将来的に大きな支援に繋がることもありますし、支援の形ってすごくいろんな形があるので、何かあまりとらわれずに、何か生活の中でこの映画を見てですね

「ああ、あそこでああいう人たちが暮らしてるんだな」って思うだけで、多分…
何かに繋がるきっかけになるんじゃないかなと思っているんですよね。それを感じていただきたいな、と思って作りました
映画、「戦場記者」は2月9日まで、岡山市のシネマクレールで上映しています。