「ビン」や「ペットボトル」も…海洋ごみの6~7割が陸域部のごみ

どういったものが海に流れ出ているのか。
海岸を見てみると、大きなごみもありますが、プラスチック容器やビンなど、私たちの身近なものも確認できます。

山形県が行った、川や海辺のごみを数える調査では、海洋ごみは陸からのごみが6~7割ほどに上りました。街に落ちたごみが水の流れに乗り、川を通って海にたどり着くということです。
山形県庄内総合支庁の担当者は「海と離れていても、ごみが海に流れ着くことがある」と話し、身近なごみに気を止めるよう求めています。

今回、アンコウから見つかった小さなサッカーボールほどの塊のポリ袋。魚が食べて胃袋に入ったもののことを「宝物」と呼ぶこともあるそうですが、店の人は「こんな宝物はいらない」「人が気を付けていかなければ」と、海と魚を案じていました。