JR四国の西牧社長が会見を開き、定期券を除く運輸収入が3か月連続でコロナ禍前の70%を超え、「収入の回復がさらに進んでいる」との見方を示しました。

JR四国の12月の定期券を除く運輸収入は19億2200万円と、前の年の同じ月の106.9%となりました。前年同月を上回るのは、10か月連続です。また3か月連続でコロナ禍前の2019年の70%まで戻っていて、JR四国の西牧社長は「感染拡大の第8波が広がる中でも、回復が進んで来ている」との見方を示しました。

(JR四国 西牧世博社長)「回復してきていると思ってます。特に本州方面との回復が顕著に出てきたなという」

また西牧社長は来年度について、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられることや、直行便の復活でインバウンド需要の増加が見込まれることに期待感をにじませました。