WBCへの思い 気になるのは「村上選手」

自らゲームプランを立て、さらに結果も残す。2022年は36歳でメジャー自己最多タイの16勝をマークし、チームをプレーオフに導いた。野球を徹底的に研究してきた世界屈指の“ベースボールドクター”はWBCでどんなピッチングを見せてくれるのか?

ダルビッシュ投手:
結果ももちろん大事なんですけど優勝とかという。それはもう楽しみながら結果的に優勝できればいいよねってところで。

川﨑さん:
いいですね。有くん、頼みますよ。「Play ball」を「Have fun」(野球を楽しむ)なんですよ。やっぱりベースボールは。

川﨑選手

ダルビッシュ投手:
みんな、選手たちも気負っている部分っていうのをすごく感じるので「楽しくやりましょう」って事は言いたいなと。

川﨑さん:
(侍ジャパンの)打者は誰が気になります?

ダルビッシュ投手:
えー!打者は(ヤクルトの)村上(宗隆)選手とかもちろんそうですし。

川﨑さん:
村上選手の動画とか見たことあります?バッティングの。

ダルビッシュ投手:
ありますよ。ゲームプランを僕は作るのが好きなので、全部のホームランに関して見ましたし、右ピッチャーのどういう球を打っているとか、左ピッチャーのここを打っているとか見ていましたね。全部。

川﨑さん:
村上選手は宗隆と言って「ムネリン」とも呼ばれているんですよ。

ダルビッシュ投手:
へー、そうなんですか(笑)

川﨑さん:
だから会ったら「ムネリン」と言ってください。そしたら向くから、こっち(笑)

ダルビッシュ投手:
ハハハ、わかりました。言っておきます。
何より今の若手の投手たちがどういう考え方なのか、どういう言葉を使うのとか、どういう文化になってきているのか。昔は年功序列とか凄かったじゃないですか。上下関係がどういう雰囲気なのかというのを知りたいので。そこは興味がありますね。