<北北海道大会・決勝>遠軽vs旭川龍谷

序盤から遠軽ペース!あっという間に14点リード

午前11時から始まった決勝は、4年連続の花園出場を狙う遠軽と、5大会ぶりに聖地復活を目指す旭川龍谷の対戦。序盤から遠軽が試合のペースを握ります。

キックオフから勢いよく旭川龍谷の陣内に攻め込むと、テンポよくボールを動かしながらトライラインに迫ります。最後は判断よくラックサイドを突いたSH斉藤匠海選手がトライ。ゴールも決めて7対0とリードします。

直後の4分、今度は自陣から鮮やかな攻撃を仕掛けて得点に結びつけます。

FB佐藤満輝選手が巧みなランニングで旭川龍谷のディフェンスラインを突破すると、すかさずFW陣がフォローし、一気に敵陣22mラインの内側まで攻め込みます。

このチャンスにSO大野哲朗選手が裏のスペースへ絶妙のキック。このボールをトライエリアで拾い上げたWTB山口蔵壘選手が中央に回り込んでトライ。ゴールも決めて、あっという間にリードを14点に拡げました。

規律のとれた動きを見せる遠軽の勢い止まらず

その後も遠軽の勢いは止まりません。鍛え上げられた選手たちが規律のとれた動きでチャンスをものにします。

15分にはディフェンスでしっかり前に出て逆襲につなげると、上手くディフェンスのタイミングをずらしたSH斉藤選手からのパスを受けたWTB山口選手が25m以上を走り切ってトライ。

19対0と大きくリードを奪いました。

防戦一方の旭川龍谷「縦」で反撃試みるも…

一方、序盤は遠軽の勢いの前に防戦一方の旭川龍谷。

それでもまだ前半、その後は粘り強いディフェンスで遠軽の攻撃をしのぎながら、縦に強い選手を使って我慢強く反撃を試みます。

チャンスが訪れたのは前半終了の間際。自信を持つモールを押し込み遠軽からペナルティーを奪うと、キックを使って敵陣深くまで攻め込んでいきます。

残り時間が少なくなる中、狙っていたモールからの攻撃を崩された旭川龍谷。ならばと、縦に強いFW陣の力強い突破でトライエリアに迫ります。しかし、遠軽の驚異の粘りを前に、なかなかトライラインに到達することができません。

最後は、ノットリリースザボールの反則となって得点ならず。前半は19対0のまま終了しました。

40m以上の距離からのPG!勝負の流れを決定づける

サイドの変わった後半、逆転に向け、なんとか先に点を取りたい旭川龍谷。前半とはうって変わり、自陣の深い位置からでも積極的にボールをつないで反撃を試みます。

しかし、遠軽の落ち着いたディフェンスの前に、なかなか敵陣に攻め込むことができません。逆に9分、自陣10mライン付近で痛恨の反則を奪われてしまいます。

このチャンスに遠軽は、エリアを進めるキックでなくショットを選択。40m以上の距離からPGを狙いにいきます。

このキックをキャプテンのFB佐藤選手が鮮やかに決めて22対0、逆転には4チャンス以上が必要な点差にひろげて、勝負の流れを決定づけました。

全国1番乗り!4年連続14度目の花園へ

こうなると遠軽の勢いは止まりません。16分にNO8松田春大選手がペナルティーからの早い仕掛けで決定的なトライを奪うと、その後も3トライを追加。

48対0の快勝でライバル旭川龍谷を寄せ付けず、全国1番乗りで4年連続14度目の花園への出場権を手にしました。