「オール沖縄」の意義とは

辺野古移設阻止に向けた具体的な手法を提示できないまま、県内選挙で最大の争点とされてきた「辺野古」は徐々に語られなくなっていきます。

大阪教育大学 櫻澤誠准 教授(沖縄近現代史):
「長期にわたって抵抗して、まあそれがうまくいかなかったわけですが、歴史的にはその、記憶というか、運動の残すものっていうのは大きいと思う」

1950年代、米軍による土地の強制接収に立ち上がった「島ぐるみ闘争」。そして1995年、米兵による少女暴行事件への激しい怒りから巻き起こった、基地の整理縮小と地位協定改定を求めるうねり。これらと比較しても、およそ16年にも及んだ「オール沖縄」の運動は歴史的な意義があったと専門家は指摘します。

櫻澤 教授:
「誰が知事であったとしても、その知事がその県民の声に向き合わなかった時には、別の動きっていうものが当然出てくると思いますし、それがまたオール沖縄のような形で起こってくるっていうことはあり得るのかなと」