広がる“マフづくり”「認知症になっても優しい地域を」
鶴岡市ボランティアセンターでもマフづくりが始まりました。
市役所の有志からも毛糸が持ち寄られ、毛糸を編んだ経験がある人も、ない人からも意欲が感じられました。

ボランティア「こんな風にして、思い出しながら楽しみながら編んでいるものが、役に立てるんだったらうれしいなと思って編んでます」
マフづくりを指導する「つるおかオレンジサポートの会」・中嶋悦 代表「皆さん、楽しみながら誰かの役に立てればと思っているので、気持ちが、思いがあるので皆さん、大変いいかなと思います」
一方、こちらは鶴岡市藤島地区で活動するボランティアサークル「ちょボラ場」です。

すでに去年11月から月1回、メンバーが集まり、マフづくりに取り組んでいます。
皆さん、編んだマフを持ち寄ってお互いにほめ合ったり、編み方を教え合ったりしながら、和気あいあいとマフづくりに励んでいます。
ボランティア「なんか私って美術的に向いてないんだなーと思いながら、でもいいかなって感じで少しながら頑張ってみようかなと思っています」
富樫さんの撒いた種は地域のいろんな人たちを巻き込みながら育ち、大きく広がろうとしています。
鶴岡市立荘内病院認知症看護認定看護師・富樫千代美さん「みんな身体拘束はしたくないという思いを抱えていたんだなというのが、編んできてくださる方々のマフを見て心が温かくなる感じがしますね。
本当にみんなで認知症になっても優しい地域というのが実現できていけたらと思います」















