■アジア大会サッカー女子グループステージ 日本 8ー0 タイ(14日、静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)

32年ぶりに日本開催となったアジア大会愛知・名古屋2026。史上初の3連覇が懸かるサッカー女子のグループステージ第1戦が行われ、グループEの女子日本代表“なでしこジャパン”はタイに8ー0で勝利、中嶋淑乃(27)が前半で3得点とハットトリック、後半には途中出場の宝田沙織(26)もハットトリックを達成、なでしこは8得点を奪って大会初戦を白星で飾った。

日本のスタメンはGKは大場朱羽(24)、DFは水野蕗奈(25)、瀬野有希(29)、MFは柳瀬楓菜(24)、榊原琴乃(21)、成宮唯(31)、伊東珠梨(23)、中嶋淑乃(27)、FWは浜田芽来(25)、上野真実(29)、神谷千菜(25)。DF陣と柳瀬、榊原、神谷が代表デビューとなった。

前半3分、左サイドからのスローイングがクリアされると、中嶋がフォローして、そのままミドルシュート、ゴール右上に決まり日本が先制した。16分には左コーナーキックから浜田がヘディングで合わせたが、キーパーにパンチングでクリアされて追加点とはいかず。23分、今度は右コーナーキックに神谷がフリーとなって頭で合わせたが、ゴール右に外してしまった。

26分には右サイドを成宮がドリブルで持ち込みシュートを放つが、ゴール左上に外れた。日本はここまで15本のシュートを放つも1得点。それでも榊原が右サイドからセンタリングを上げると、フリーの神谷が今度はしっかり叩きつけて2点目、A代表初ゴールとなった。

勢いに乗ったなでしこは36分、左サイドの神谷から中嶋へ、これを落ち着いて頭で押し込み中嶋はこの試合2点目、なでしこが3-0とリードを広げた。その4分後、ゴール前の榊原が戻して成宮から神谷へワンタッチパスで最後は中嶋が左足でゴール右上へのコントロールショット。これが決まり中嶋は前半でハットトリックを達成した。

後半7分、途中出場した初代表の西尾葉音(23)が果敢にシュートを放つもゴール上に外れた。さらに桑原藍(22)も積極的にゴールを狙うなど若手が攻撃に勢いをもたらした。25分、塩越柚歩(28)のコーナーキックのこぼれ球を右サイドで拾い、中央の宝田沙織(26)へ。そのままダイレクトで切り込み5点目を挙げた。

するとわずか4分後、榊原の浮き球のパスに再び宝田が走り込み、この試合2点目。34分には左サイドから桑原が中央にセンタリング、それに宝田がダイレクトで合わせ7ー0。中嶋に続き宝田もハットトリックを達成した。終盤にも榊原がゴールを揺らし代表初得点。大量8得点を挙げたなでしこジャパンはタイに反撃を許さず、今大会白星スタートを飾った。