今また感じる“戦争の臭い”
全ての人を狂わせた戦争。衣山さんは戦後、日本に戻ってからは、自身の体験を後世に語り継ぐ活動を続けています。この日、衣山さんは偶然、地元の中学生と出会いました。
衣山さん「6年生の時に来たんだよね?」
中学生「はい」
衣山さん「よく覚えていたね。いやすごいな」

小学生のころ、衣山さんの戦争体験を聞いた生徒たちです。衣山さんが続けてきた活動は確実に伝わっていました。一方、戦争の体験を話せる人が年々少なくなっているのも事実です。
衣山さん「だんだん語れる人が少なくなる。戦争のこと、戦場のことをしゃべれる人が少なくなる。平和についての関心も薄れていく、そうするとまた“戦争の臭い”がしてくるというか」
92歳になったいまも、自身の体験を語り続ける衣山さん。いまの世界情勢を「戦争の臭いがする」と話しました。ただ、若い世代への希望は捨てていません。
衣山さん「若い人もこういう情勢を見て、これからの日本やこれからの世界をどうしたらいいかと考える人が増えてきているような気がして、そういう意味では(世界情勢に)悲観しながらも、未来に対して希望を持っている」















