「本当に地獄。でも悲しんでいる暇がない」

自宅から、膨大な資料を運び出す男性。その資料は、どれも戦争にまつわるものです。福島県棚倉町に住む衣山武秀さん(92)。小学校の元教員です。

衣山武秀さん「きょうは先生方に向けてだから、教室で使える資料があったら使っていただきたいと思って用意しました」

手作りの資料を運んだ先は、町の図書館です。この日は、県南地域の社会科の教員が集まる研究会で、自身の戦争体験を語りました。

衣山さん「本当に地獄でした。食べ物がないし、どんどん病気になるから。でも人間て不思議ですね。悲しんでいる暇がない」