“生成AIシーン”は今後も登場

TBSドラマ史上初のチャレンジとなった「VIVANT」第2シーズン。今回は異例の2クールという長丁場の放送となるが、今後も生成AI利用のシーンは、登場するのだろうか。宮崎陽平監督が教えてくれた。

「当初の予定よりもポスプロ(編集など仕上げの工程)段階で少し増えています。実景カットそのものをAIで作ったものもありますし、撮影時の小道具の段階でAIを利用したものもいくつかでてきます。ここまで堂々とAIを使える機会は滅多になかったので、『VIVANT』という作品を通じて、AIを使った表現力の可能性とそれを見た時の今後の世間の反応も探っていきたいと考えています。

ただし、『VIVANT』の世界観を構築する上で妥協は一切ありません。AIがなかった頃と同様の体制で、監督、助監督、VFXチームなど、スタッフ全員が納得したものだけを本編に組み込んでいきます」

リアルタイムでドラマを視聴している際は、生成AIを意識しない方が作品に没頭できるだろう。しかし、今や「TVer」でもすぐに見返せる時代。改めて、どのシーンに生成AIが使われているのか探し、想像しながら観るという楽しみ方もありそうだ。

「調査情報デジタル」編集部

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1958年創刊のTBSの情報誌「調査情報」を引き継いだデジタル版のWebマガジン(TBSメディア総研発行)。テレビ、メディア等に関する多彩な論考と情報を掲載。原則、毎週土曜日午前中に2本程度の記事を公開・配信している。