企業や学校で…“座りすぎ解消”の取り組み
東京都江東区にある明治安田オフィスパートナーズでは、「健活タイム」として、毎日決まった時間に「ラジオ体操」を行う取り組みが行われています。
午後2時半、200人以上の従業員がデスクワークに勤しんでいる広いオフィスに音楽が流れると・・・
ほとんどの従業員が一斉に立ち上がり、ラジオ体操が始まりました。

座りすぎ解消の取り組みに、なぜラジオ体操を採用したのでしょうか。担当者に聞くとー
明治安田オフィスパートナーズ 総務人事部長 伝田直樹さん
「子どもの頃に経験した方も多く、誰でもすぐできる一番身近な体操だからです。年齢的にできない方、足に怪我をしている方とか、妊娠している方はいますけれども、それ以外の社員はほぼ全員参加している印象です。」
ラジオ体操に参加している従業員はー
「入社した時は、『すごい、ラジオ体操する時間があるんだ』って思いました。このタイミングでちょっと立つ時間というか、リラックスする時間ができて、仕事にも業務にも集中して取り組むことができているなと感じております。」
「最初は確かにちょっと違和感あって、『今日もラジオ体操か…』と思ったこともあったんですけど、今は体動かすのが楽しいなと思ってやってます。」
ラジオ体操以外にも、高さを変えられる卓上昇降デスクを導入し、立った状態でも作業できる環境を整えるなど、座りすぎ防止に力を入れていました。

また、明治安田厚生事業団の取り組みとして、「サイコロでPON」というものがあります。
毎日1時間ごとにサイコロを振って、出た目に書いてあるエクササイズをみんなで実施しています。
サイコロの目は・・・
◆むくみ・転倒予防(かかとのあげおろしとつま先のあげおろし)
◆からだリフレッシュ(斜め上に両腕を伸ばし左右交互に体側を伸ばす)
◆からだひねり(後ろを振り向くように左右交互にからだをひねる)
◆バランス&ストレッチ(腿をあげてバランスをとる&ふくらはぎを伸ばす)など

横浜市の学校では、1クラスに1台、立って授業を受けられるテーブルを導入しています。
横浜女学院中学校高等学校 鈴木雅子校長
「ずっと座って授業を受けているというところで、少し思考力が低下してしまったり、体を動かした方が集中力が回復すると学びまして。」
テーブルは1クラス1台の導入でしたが、隣のクラスから借りてくることもあるほど人気があるそうです。
利用している生徒はー
「普段頻繁にはあまり使わないんですけど、『今日は眠い』っていう日に1、2時間使ったり。眠くても集中できるなという時が多くあります。」
「毎時間自分の席に座ってると、見る景色が一緒すぎるので、立つことで自分の環境を変えることができるというか。この学校ならではなのかなと思っています。」
岡浩一朗教授:
自分の大学の研究室も、スタンディングデスクです。
座っている時間を短くしようとすると、こういうものがないとなかなかできない。環境がすごく大事だと思います。














