食中毒防止食材 キーワードは「混ぜご飯」と「香辛料」?!

 最後は、使う食材でできる「食中毒対策」です。

 梅干しや青じそが食中毒対策になるというのはよく聞く話だと思いますが、実は触れている部分のみしか殺菌効果がないことはご存知でしたか?

 そこでオススメなのが「混ぜご飯」です。

 お米を炊くタイミングで炊飯ジャーにタネをとった梅干しを入れておくと、炊き上がったタイミングでご飯を混ぜてお弁当に詰めたり、おにぎりにしたりするだけで食中毒対策になります。

 青じそも、おかずとの仕切りに使うだけでなく、これもまた混ぜご飯にするのがオススメです。青じそに含まれるペリアルデヒドという芳香性分には防腐作用に加えて、食欲増進効果もあります。

 私のオススメの混ぜご飯は、刻んだ青じそとちりめんじゃこを入れた混ぜご飯です。食欲がわかないときでもさっぱりとして食べやすく、カルシウムも取れるのでおすすめです。

 青じそは比較的にどんな食材にも合うのでいろんな組み合わせを楽しめると思います。

 さらにご飯以外にもいろいろと使えるのが青じその良いところ。お肉にもよく合います。焼いた鶏肉に刻んだ青じそとポン酢で味付けすると、さっぱりしたメインのおかずができますし、つくねに刻んだ青じそを混ぜ込むのもとってもオススメです。

 ぜひオリジナルの組み合わせをいろいろと試してみてください。

 さらに食中毒防止対策になるのがワサビやカラシ・しょうが・カレー粉・豆板醤などの「香辛料」です。普段作っているおかずに少し足してあげることで殺菌効果が期待できます。

 私は茹でたキャベツをマヨネーズ・醤油・カラシで和えたり、茹でたブロッコリーをマヨネーズとカレー粉で和えたりしておかずの1つにすることがよくあります。とても簡単なのでオススメです。おかずの定番・生姜焼きも夏のお弁当、作り置きにはもってこいのメニューです。

 ぜひこの夏は、香辛料もうまく活用してお弁当作りや作り置きをしてみてください。

 時間と手間をかけて作ったお弁当や作り置きを、時間が経ってもおいしく安全に食べられるよう心がけたいものです。お伝えした食中毒対策ができているか今一度振り返っていただき、ぜひ実践してみてください!

●吉積夏帆
毎日放送 気象予報士(南気象予報士事務所所属)。MBSラジオ「メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday」「松井愛のすこ~し愛して♡MORE」「森たけしのスカタンラジオ」に出演中。大学卒業後は味の素株式会社に入社し、営業職を務めた後、気象予報士に転身。防災士・健康気象アドバイザー・野菜ソムリエの資格も持つ。