「副首都法案」の要件とは? 浮き彫りになる“具体性”の欠如
藤森祥平キャスター:
22日参議院で審議入りし、23日の採決を与党が目指しているのは「副首都法案」です。

【想定される「副首都」の要件】
▼東京と同時に被災しない立地
首都直下地震など念頭に災害リスクが分散できる
▼高度な都市基盤
首都機能を担える人口・都市機能があり経済活動が活発
真山仁さん:
東京に一極集中しているので、バックアップとしてもう一つ同じ機能を作るということは非常に大事なことだと思います。ただ、最近の法律はいつも具体性に欠けていて、何がやりたいかが全く分からず、定義もされていません。
だから、「結局大阪のためだけじゃないか」と言われているが、他の都市も「お金がもらえるならうちがやりたい」と言っています。目的が明確だと、こういった混乱は起きません。
小川彩佳キャスター:
複数の都市にも指定できるという話もあります。具体的に制度の中身が固まりきっていない中で、今急いで成立を目指すべきことなのかという声も上がっています。

真山仁さん:
大阪出身の一個人の意見ですと、大阪の人は「面倒くさいことをやって何か得があるのか」という説得力がないと、動かない点が一つあります。
また、今の政権は新しいことをやろうとする割には、丁寧にやろうとはしませんよね。さらに、丁寧に議論する時間がないのであれば、せめて内容の具体性だけはきっちりと詰めるのが当たり前ですよね。しかし、そのどちらもせずにバタバタと決めてしまうと、実際に運用する段階になって必ず揉めることになります。
これは一体何のためにやっているのか。これは、“国会軽視”と言われても仕方がない気がします。
小川キャスター:
その先に「大阪都構想」を見据えているのか、という点も気になります。
真山仁さん:
そうでないのであれば、それを明確にするべきですよね。
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<プロフィール>
真山仁さん
小説家 2004年「ハゲタカ」でデビュー
新著にロッキード事件をもとにした「シャドーゲーム」














