■避難誘導を行う現場の不安 専門家の指摘は

<富士山表富士宮口六合目雲海荘 渡辺尚俊代表>
「『避難指示が出ましたので、急いで下山するように』という呼びかけをする」
富士宮ルート六合目にある山小屋では、噴火の際の避難誘導に備え、ヘルメットや拡声器を準備していますが、いざという時の行動に不安を感じています。
<渡辺代表>
「富士山も広い。本当に広範囲に情報を行き渡るようにするのは、難しいかな」
2014年には、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山で噴火が発生し、登山客を中心に58人が死亡、5人が行方不明になりました。
富士山は何の前触れもなく大規模噴火する可能性は低いとみられますが、専門家は予兆がいつあるかはその時にしか分からないと話します。
<静岡大学防災総合センター 岩田孝仁客員教授>
「多くの人がその登山ルートを使っているのであれば、やっぱり緊急退避をするための施設は何らかの形で用意しておくというのが、一般的な対策だと思う」
ご来光の時間帯や悪天候の時は登山者で混雑する富士山。
噴火の予兆があった場合、登山者の命をどう守るのか、シェルターの整備を含め関係機関が対策を講じる必要があります。













