原点で見据える「最後の1点」
今度こそ、「最後の1点」を奪い取るために。
ネーションズリーグの戦いを前に、石川はバレーボール人生の原点へと帰っていた。
14年ぶりに愛知県の母校を訪れると、そこには小学生時代のチームメイト、そして恩師の姿があった。
監督として指導した杉本峰さんは、当時の彼女の印象をこう振り返る。
「負けず嫌いで。簡単な練習よりも、上の学年の子たちと一緒にやってて、難しい練習をするほうが嬉しそうだった」
恩師との間で行われた、14年ぶりとなるパス回し。温かい空気が体育館を包み込む。

「原点に帰れたというか。自分が今できることは、バレーボールで結果を出すことかなって感じた。ここに戻ってきて、ジュニアの頃の仲間に会えて、それがすごいモチベーションになったというか、もっと頑張ろうと思えることができたので、今日来られたことはすごく良かった」
ネーションズリーグ、そして9月、地元愛知で行われるアジア大会へ。
「最後の1点」を決め切ったその瞬間、石川真佑に、新たなバース・デイが訪れる。
(TBSテレビ「バース・デイ」2026年5月30日放送より)

















