学園に通う発達障害のある小学4年生・三品琉花さんの場合

宮城県の小中学校の1000人あたりの不登校児童の数は、▼30.3人と全国でも2番目の多さです。

また、仙台市のいじめの認知件数は、全国の政令市の中で2番目に多くなっています。

ピアノを弾く三品琉花さん:
Q.練習してんの?
「してない」
Q.習ってる?
「習ってない、学校にもほとんど行ってない!」

小学4年生の三品琉花さん(10)です。去年9月から不登校になり、このフリースクールに通い始めました。この日は母親の由美さんの迎えで下校していきました。

下校する琉花さん:
「バイバイ」

琉花さんは、小学校の就学前に発達障害と診断されました。注意欠陥と多動の特性を持っています。

三品琉花さんの母 由美さん:
「これは小学一年生の時から使っているGPS。多動があるので、自分の思いついた方向に行っちゃうので」

このほか、琉花さんは目や耳の感覚の過敏さを持っています。