数が減り続ける書店を、19歳で開いた大学生がいます。ほとんどが「学習参考書」というちょっと珍しい、小さな書店を取材しました。

愛知県尾張旭市の住宅街にある、広さ約6坪の小さな書店。朝9時過ぎ、開店準備で参考書を並べていた若い男性。

「1冊ずつ。同じ本は1つでなるべく豊富にそろえるようにしている」
「参考書だけだと3000弱」

この人は、アルバイトではなく「店の主人」です。

倉橋怜太郎さん、19歳の大学2年生。ことし3月、この怜文堂(れもんどう)書店をオープンさせました。