■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子予選ラウンド 日本 3ー2 フランス(日本時間29日、フランス)
世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグで、男子日本代表(世界ランク4位)は、フランス(同7位)にセットカウント3ー2(28ー30、19ー25、25ー17、35ー33、15ー12)で勝利し、開幕から無傷の8連勝。第2週を終えた日本は次週、勝負の第3週・日本ラウンドに臨む。
スタメンはキャプテンの石川祐希(30)、セッターに深津英臣(36)、オポジット・宮浦健人(27)、アウトサイドヒッターには前日のアメリカ戦でチームトップの26点を挙げた髙橋藍(24)、ミドルブロッカーに小野寺太志(30)、山内晶大(32)、リベロは山本智大(31)が名を連ねた。
開催地のフランスが記録的酷暑のため、一部ルールの変更があった第2週。最終戦の相手は五輪2大会連続金メダルの地元・フランスとなった。完全アウェーの中で日本は第1セット、宮浦の得意のサーブで守備陣を崩し連続ポイントを挙げた。日本が序盤はリードし、試合を進めたが、14-8から日本でプレーするフランスの司令塔・アントワーヌ・ブリザール(32)のサーブで崩され、4連続失点。一気に差を詰められると終盤、19-19の同点に追いつかれた。ここからは一進一退の展開となり、日本は石川、小野寺、髙橋藍と深津がトスを散らし、得点を重ねていく。しかし、28-29から宮浦がシャットアウトされ、大接戦となった第1セットを落とした。
第2セットはスタートから競り合いが続いた。日本は6-7の場面から小野寺のクイックとブロックなどで4連続ポイントを奪った。しかし、今シーズンSVリーグで得点王に輝いたステファン・ボワイエ(30)を止められずリードを許すと、14-17ではブリザールの2アタックを決められた。石川がスパイクにブロックと奮闘を見せるが及ばず、19-25でセットを連取された。
後がなくなった第3セット、スタートからミドルブロッカーの西本圭吾(27)がコートに立った。日本は開始から2連続ポイントを挙げるとムードメーカーの西本が大きな声でチームを盛り上げた。これで流れに乗った日本は石川の連続得点などで7-3とリードを奪った。中盤は髙橋藍が高確率でスパイクを決めてリードをキープすると、14-11の場面では石川にブロックが飛び出した。さらに18-14から石川がサービスエースで突き放すと、最後は西本のブロックでシャットアウト。25-17でセットを奪い返した。

第4セットも奪いフルセットへと持ち込みたい日本だが序盤に連続失点し、リードを許す展開となった。8-9の場面、髙橋藍がスーパーレシーブでつなぐとフランスのボワイエはスパイクをネットにかけた。その直後から石川が着実にスパイクを決めていき、日本がリードを奪った。15-13と2点リードから宮浦が2連続でスパイクをコートに叩き込みフランスを突き放した。しかし、終盤、粘りを見せるフランスに同点に追いつかれた。両チーム譲らずに迎えた34-33、最後は石川が決めて激戦を制した。試合の行方は3試合連続でファイナルセットへともつれ込んだ。
15点先取の第5セット、宮浦が1点目のスパイクを叩き込むと、西本、石川と連続ブロックに成功。立ち上がりに3連続ポイントでリードを奪った。このあとも宮浦と石川が高い確率で相手コートにスパイクを叩き込んだ。3試合連続となったフルセットの激闘を制した日本、開幕からの連勝を8に伸ばした。
次戦は舞台を日本の大阪に移し、15日にイタリア(同2位)、16日にカナダ(同14位)、17日にベルギー(同15位)、19日にアルゼンチン(同13位)と対戦する。
※世界ランキングは試合前時点
ネーションズリーグは五輪と世界バレーに並ぶバレーボールの世界三大大会の一つ。男女共に世界のトップ18チームが集結し、最強国を決める。予選ラウンドは各チーム12試合を戦い、開催国と上位7チームの計8チームが決勝ラウンドへ進出。トーナメント形式で優勝チームを決定する。

















