今シーズン限りで現役を引退したバレーボール元日本代表キャプテン、清水邦広さん(39)の引退記念セレモニー「GORI LAST MATCH」が8日、大阪で行われ、エキシビションマッチでは2008年北京五輪のチームメイト荻野正二さん(56)や越川優さん(42)、石島雄介さん(42)など豪華メンバーが参加。3000人以上のファンを大いに沸かせた。

愛称は“ゴリ”。サウスポーから繰り出される豪快なスパイクを武器に五輪に2回(08年北京、21年東京)出場。2014年から2年間、代表キャプテンも務めた。SVリーグの前身、Vリーグ時代にはMVP2回、ベスト6を6回受賞するなど、日本男子バレー界を牽引してきた。
エキシビションマッチにはかつて共に日の丸を背負った仲間たちも集まった。2008年北京五輪のチームメイト、荻野さん、越川さん、石島さん、山村宏太さん(45)をはじめ、日本代表前キャプテン柳田将洋(34)、パリ五輪代表の深津旭弘(39)の現役選手も参加。清水が現役時代と変わらない豪快なスパイクを決めると、満員の会場は大盛り上がり。「久々にジャンプしてスパイク打って、疲れたわー。選手ってすごい」とぼやきながらも笑顔でプレーした。

現役時代は度重なる足のケガで、何度も手術を繰り返し「引退」という二文字と戦いながら、不死鳥のようにコートに戻ってきた不屈の選手。30年間のバレーボール人生、節目となる特別な1日を締めくくる挨拶では「ここまで現役を続けられたのはチームやファン、家族の支えがあってこそだと思っています」と話すと、感極まったのか言葉に詰まるシーンも。記者からの「バレーボールプレーヤーとして点数を付けるとしたら?」という質問には「僕の選手としての能力は40点くらい、でも周りのサポートのおかげで100点、いや120点の選手人生でした」と清々しい表情を見せた。
今後は所属した大阪ブルテオンのコーチに就任し、第二のバレー人生をスタートさせる。「これからの夢は自分と同じような左利きのオポジットを育てること。現代表の西田選手や宮浦選手に負けない選手を育て、日の丸を付ける選手になってくれたらと思っています」
と意欲を見せた。


















