《2050年には北海道ほぼ全域がワイン用ブドウの栽培適地》
かつて”寒すぎる”と言われた北海道で、以前なら難しかった世界の品種の栽培が可能になり始めています。2050年には北海道のほぼ全域が、ワイン用のブドウ栽培に向く気候になる…、そんな予測さえ示されています。
フランスの美術館に残る15世紀の写本には、農民たちがブドウを摘み取る様子が描かれています。当時、ブドウの収穫は9月下旬でした。しかし、ワインの一大産地として世界的に知られるブルゴーニュ地方では、同じ15世紀の教会の記録に、こんな一節が書き留められています。
《温暖化でワイン用ブドウの収穫期にも変化が…》
『1487年9月6日。収穫のため、農夫を雇う』(ブルゴーニュの教会記録より)
ワイン用のブドウは、気温のちょっとした変化でも収穫時期に現れます。通常であれば、9月下旬だった収穫時期が、数週間も早まったことで15世紀の人たちは気候の異変だと感じ取り、書き残していたのです。同じように収穫時期の異変を、いま感じ取っている人が、北海道の岩見沢市栗山町にいます。














