愛媛県新居浜市の保育園で2023年5月、当時生後8か月だった男の子が給食のリンゴをのどに詰まらせ、意識不明となった事故から3年が経ちました。

今も24時間つきっきりで看護を続ける両親を取材しました。【本記事は前編・後編のうち後編】

家族の新たなスタート『看護しやすいマイホーム』

家族は生活の拠点を変える予定です。

(父・敦さん)
「そこからがまた我が家の新しいスタートになる」

実は康至くんが誕生してすぐ、最初のマイホーム計画を相談していたといいます。

(父・敦さん)
「こういうかたちで家を建てるとは思わなくて、思っていたのとはちょっとコンセプトが変わったのかな」

事故を経て、新たに計画された建設中のマイホームは、康至くんの看護がしやすい設計になりました。

父・敦さん
「なるべく来ていただけるみなさんもそうですし、一緒に介護している僕らも、なるべくストレスを感じないようにできたらいいなと思って考えた」

こちらは、康至くんの部屋になる予定です。

(父・敦さん)
「リビングから見えるように、訪問看護さんとかが来てケアがしやすいように、人がそれなりに来るので、動きやすいようにちょっと広めにとっている」

広いスペースは至る所に確保されています。

(父・敦さん)
「コンクリートのところがお風呂。呼吸器が一緒にどうしてもついているので、狭いところに引っ掛けてしまわないように」

天候に左右されず、安全に車へ移動できるよう、これまでの介護の経験がガレージにも活かされています。

(父・敦さん)
「ここに車を入れて、後ろのゲートを開けて、そのまま電動リフトから室内に入れるように。上向きでずっと寝ているので、雨風とか埃とかゴミとかが、口から入らないようにするのもあるし、どんな天候でも関係ないように造ってもらった」