全国的に会社の新設が過去最多となる中、去年、長崎県内の新設法人は前の年を下回り、厳しい経営環境を背景に企業の淘汰が進んでいることが分かりました。

新設法人は687社、過去2年の水準割れ

信用調査会社の東京商工リサーチによりますと、去年1年間(2025年)に長崎県内で新しく設立された法人は687社でした。

794社だったおととし(2024年)に比べて107社少なくなり、700社台で推移していたここ2年の水準を下回りました。

全国と鮮明な格差 長崎の「新設法人率」は全国37位に

全国では新設法人の数が3年連続で過去最多を更新し、既存の法人に対する新設法人の割合を示す「新設法人率」も、全国平均の5.18%に対し、東京都が7.38%、大阪府が6.63%と、大都市圏への集中が強まっています。

九州・沖縄地区で全国平均を上回ったのは沖縄県と福岡県のみで、長崎県は3.13%と、全国47都道府県のうち37位にとどまっており、地域間の格差が鮮明になっています。

【新設法人率(全国での順位)】
▼福岡…5.60%(4) ▼佐賀…4.39%(14) ▼熊本…4.34%(15) ▼大分…3.67%(23) ▼宮崎…3.55%(30) ▼鹿児島…3.43%(31) ▼沖縄…7.25%(2)