着の身着のままで戦禍から逃れることになったヴィクトリアさんへの緊急支援募金を事業創造大学院大学が呼び掛けたところ、19日までに100万円を超える善意が寄せられました。さらに大学には、支援金とともにこんな手紙も届いたそうです。
「毎日のウクライナの報道に心を痛めている者です。お元気で新潟で過ごされますように。雪国のばあばより」


【ヴィクトリアさん】
「涙が出ました。この人に感謝しています。『頑張ってください』『日本に来てください』という言葉がきましたので、皆さんの力を借りて無事に日本に来ました」
ようやく始まった留学生活の中で、ヴィクトリアさんはウクライナの未来を見据えています。

【ヴィクトリアさん】
「ウクライナに役に立てる研究とか事業を考えたいと思っています。ウクライナの立て直しのために役に立てば…。将来の夢としては、ウクライナと日本の懸け橋になる専門家になりたいです」
ふるさとウクライナを思いながら日本での生活を送る人たちに、寄り添う気持ちが求められています。
