外国からの避難民を受け入れを目指す会の参加者からは、2人の留学生にこんな質問も…
【支援の会の参加者】
「日本に来て不便だったことは?」
【留学生 フェルザさん】
「最も、そして第一に不便なことは言葉、日本語です。これは大きな問題です。それからおそらく文化の違いも」
【留学生 レラさん】
「日本とのつながりがない人にとって、おそらく一番に大きな問題は言葉だろうと思います」

課題にあがったのは言葉や文化の壁です。避難民の受け入れ準備に動きだした県でも、外国人相談センターなどを運営する県国際交流協会を通して、通訳ボランティアの募集を始めています。
【県国際交流協会 福永綾主任】
「外国の方が日本に来た時にぶち当たるのがまず言葉の壁、文化の壁、制度の壁。代表的なのはこの3つなんですけども、日本語の支援っていうのがまず一番必要になってくると思います」
福永さんによると、買い物といった普段の生活の些細なことから、病院や仕事、子どもが通う学校など様々な場面で言葉の問題が出てくるといいます。ボランティア募集について、ロシア語の通訳には15人の応募があったものの、ウクライナ語はまだ見つかっておらず、翻訳機を活用していきたいとしています。

【県国際交流協会 福永綾主任】
「言葉の他にも、文化の違いですとか、制度の違いからいろいろな悩みを今後抱えることも考えられるので、そういったことにも対応できるように今から準備していきたい」