正月恒例の箱根駅伝は2日に往路(東京・大手町~神奈川・箱根芦ノ湖=107.5キロ)が行われ、十日町市出身で城西大3年の山本唯翔選手が5区で区間新記録の快走をみせました。
5区(小田原~箱根芦ノ湖=20.8キロ)に、2年ぶりに戻ってきた城西大3年の山本唯翔選手(十日町市出身、開志国際高)。トップと6分39秒差の13位でたすきを受けると、急坂をものともせず力走し、順位を4つ上げて9位でゴールしました。
タイムは1時間10分4秒で区間賞を獲得し、3年ぶりに区間記録を塗り替えました。
また1区(大手町~鶴見=21.3キロ)には、日本体育大の1年生、山崎丞選手(糸魚川市出身、中越高)が初めての箱根路に登場。関東学生連合の新田颯選手(育英大)がひとり抜け出す展開の中、山崎選手はトップと24秒差の9位でたすきをつなぎました。タイムは、1時間3分8秒でした。
3区(戸塚~平塚=21.4キロ)では、『最初で最後の箱根』となった青山学院大・4年の横田俊吾選手(五泉市出身、福島・学法石川高)がトップと3秒差の2位でたすきを受けました。駒澤大の篠原倖太朗選手と並走を続けましたが、18キロすぎに離され苦しい展開に。トップと36秒差の3位でたすきを渡しました。タイムは1時間2分23秒で、区間8位でした。
なお往路は19年ぶりに駒澤大が制しました。
【往路記録(速報)】
1位 駒澤大 5時間23分10秒
2位 中央大 5時間23分40秒
3位 青山学院大 5時間25分13秒
4位 國學院大 5時間27分10秒
5位 早稲田大 5時間27分33秒
6位 順天堂大 5時間27分41秒
7位 東京国際大 5時間27分49秒
8位 法政大 5時間28分53秒
9位 城西大 5時間29分08秒
10位 創価大 5時間29分15秒
11位 東洋大 5時間30分42秒
12位 明治大 5時間31分29秒
13位 東海大 5時間31分40秒
14位 帝京大 5時間32分20秒
15位 国士舘大 5時間33分16秒
16位 山梨学院大 5時間33分39秒
17位 大東文化大 5時間36分01秒
18位 日本体育大 5時間36分33秒
19位 専修大 5時間38分35秒
20位 立教大 5時間38分51秒
(参考記録 関東学生連合 5時間36分52秒)
総合優勝はいったいどの大学か。
復路スタートは3日午前8時。往路優勝の駒澤大からスタートします。
復路の模様は、BSNラジオで3日午前9時から放送する予定です。