
強制隔離の根拠となったのは「らい予防法」です。末梢神経や皮膚に症状が出るハンセン病は、らい菌の飛沫感染によって発症。感染力は極めて弱く、特効薬ができて完治するようになったものの、1996年、らい予防法が廃止されるまで隔離政策が続きました。

(菅直人 厚生大臣/1996年当時)「この問題で苦労をかけたことを心からおわび申し上げたい」

上野さんは強制隔離を行った国の責任を問う裁判を、星塚敬愛園で結婚した夫の清さんらと起こし、2001年5月、勝訴しました。

「勝訴の判決です」「おめでとう」

「父ちゃん、勝ったよ」
ハンセン病の歴史を若い世代にも伝えようと、「語り部」としての活動を続けています。

(講演する上野正子さん)「正しいことには立ち向かう信念を持ち、立派な社会人となって羽ばたいて」














