「昨日来たメールアドレスと今日来たメールアドレスが違っていた」
しかし宮原さんは、すぐにはメールを信じませんでした。
「昨日も同じようなメールが来たんですが、こういうのはちょっと待ったほうがいいと思って様子を見ていたんです。そうしたら今日も届いた。3月中に答えなきゃいけないのかなと思いつつも、よく見たら昨日来たメールアドレスと今日来たメールアドレスが違っていたんです」
送り主の名前は「総務省統計局」と表示されていても、実際のメールアドレスは全く関係のないもの。しかも日によって異なるアドレスから送られてきていたことが、宮原さんが詐欺を見抜く決め手となりました。
宮原さんから相談を受けたMBCデジタルメディア部の白坂麻生さんは、宮原さんの対応を「さすがです」と評価しつつ、こう解説します。
「以前であれば、おかしな日本語や、住所・電話番号の違いで偽物だと見分けられました。しかし今は生成AIで文章を作成できますし、実際に日本人が関わって文章を修正しているケースもあります。完璧な偽物のメールを作ることが、今はもうできてしまっているんです」














