「生活費が困っていることが国にバレたのかと、本気で考えてしまいました」
事の発端は、宮原さんのもとに届いた1通のメールでした。
「送り主が総務省統計局となっていて、件名には『確認対象 生活費増加に伴う支援検討について』と書いてありました。すごくかしこまった内容で、時期も時期だし、確認対象に自分がなっているんだと。生活費が困っていることが国にバレたのかと、本気で考えてしまいました」
宮原さんはそう振り返ります。
本文には「生活費増加に関する基礎調査のご案内」「令和8年」といった文言が並び、記載されている住所や電話番号も、実際の総務省のものと一致していました。
実際の詐欺メールの全文は以下の画像のとおりです。
日本語の文章にも不自然さはなく、一見しただけでは偽物と見抜くことが非常に難しい内容だったのです。














