「社会を明るくする運動」の、作文コンテストの表彰式がきのう(27日)山形市で行われました。

今年で30回目となる作文コンテスト、テーマは長引くコロナ禍を背景とした「生きづらさを生きていく」です。

県内の小中学校から685点の応募があり、小学生の部では白鷹町立荒砥(あらと)小学校4年の沼澤絆(きずな)さんが、

中学生の部では大蔵村立大蔵中学校1年の伊藤幸歩(さちほ)さんが、最優秀賞に輝きました。
表彰のあと、2人の作文の朗読が行われました。
伊藤幸歩さん
「皆さんは、犯罪を犯してしまった人に対してどう感じるだろうか。また、その家族に対して、どう思うだろうか。」
伊藤さんの作文は、祖母が保護司になったことをきっかけに、全ての人が、生きやすい社会について考えた内容となっています。

中学生の部最優秀賞・大蔵中学校1年・伊藤幸歩さん
「犯罪や非行について考えてもらって、その人たちにもそんな事情があるだという、理解を深めてほしいなと思います。」
最優秀賞の2人の他、小学生と中学生それぞれ4人ずつ優秀賞が選ばれ、合わせて表彰が行われました。