事故の2日前に購入した「新しい靴」 

小谷さんは事故に遭う2日前に真緒ちゃんと一緒に訪れたショッピングセンターで「靴」を購入していました。

(小谷真樹さん)
「(4月)22日に近くのショッピングセンターに行ったときに、真緒が『なあ、パパ、これ買って』って言って、白のスニーカーと真緒が当時好きだった『たまごっち』の筆箱を持ってきました。新学期も始まったところでもあったんで、勉強や学校頑張るんやでっていうことで私はそれを買ったんですね」

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真緒ちゃんは父親に買ってもらった靴を履き学校に行くことを楽しみにしていました。

「家に帰って真緒はすぐにもう部屋に入ってですね、靴も用意してましたし、筆箱も用意していました」

そして、事故が起こる当日の朝、購入した「新しい靴」について真緒ちゃんと交わしたのが最後の会話になりました。

(小谷真樹さん)
「私は普段、子どもたちよりも早く家を出てですね、もう子どもたちが学校に行くときには家を出てるんですけども、月に2回か3回ほどは子どもたちと一緒に家を出るというような仕事の出勤の状態でした」

「たまたまこの日は子どもと一緒に家を出るというタイミングやってですね、玄関で長女と真緒が用意をしているところに、私は『おはよう、準備しいや。きょう晩、雨降るかもしれへんし、傘持っていくんやで』っていうような言葉を投げかけたんですね」

小谷さんは「雨が降る」と投げかけた一言で真緒ちゃんが靴を汚したくなかったのか…、真緒ちゃんの心境を想像したといいます。

(小谷真樹さん)
「天気予報見ると、まあ夕方から雨が降るというような内容やったんですけども、そういった言葉を私が投げかけるとですね、次女の真緒は、『雨降るんやったら新しい靴履いていかへんわ』っていうような言葉を返してきました」

「私も当然『明日が来るもんだ』と思っていましたので、そうし、そのほうがいいわというような言葉を返しました」