「青い鯉のぼりまつり」地域住民を中心とした一人ひとりが主役に

2026年もこどもの日に向けて、青い鯉のぼりが風に舞い始めました。

<参加した子ども>
「天国の人が元気になってほしい」

<母親>
「忘れないという意味と、今生きている私たちも子どもたちも元気に過ごせるように」

3年前から名前も「青い鯉のぼりまつり」となり地域住民を中心とした一人ひとりが主役に。

<被災地域から集団移転した住民>
「集団移転でバラバラなところから来て一緒に住んでいるみんなも、鯉のぼりをきっかけにして団結する意味合いもある」

目指すのは“100年続くまつり”。人とのつながりに救われた伊藤さんは、今度は人々をつなぐ役割を担います。

<伊藤健人さん>
「青い鯉のぼりは、人生の中でつらいことがあったときに前に進むきっかけを作れる。震災を経験しているしてないにかかわらず、普遍的だけどもそういう強くて優しい力があると思う。これからも必要になってくると思うので、伝えていきたいと思っています」

<和田啓記者>
青い鯉のぼりが地域が前を向くきっかけになっている一方、3月11日は伊藤さんの家族や多くの方々の命日でもあります。

この事実に毎年向き合い続けることが、静岡に住む私たちにとっても大切なんだと感じます。

震災の歴史を刻む青い鯉のぼりと未来への新たな希望を掲げ、ことしも人々は空を見上げます。