課題山積の原発 “核のごみ”最終処分地の目処は立たず 電力会社のデータ不正操作も

原発を稼働すれば必ず出る「高レベル放射性廃棄物」、いわゆる“核のごみ”。その行き場が定まらない中、3月3日、新たな動きがありました。

赤沢亮正 経済産業相
「全島が国有地であり、長年にわたり国策にもご協力たまわっている」

政府は、都心から2000キロ離れた「南鳥島」がある、東京都・小笠原村に、最終処分地としての調査を申し入れたのです。しかし現在、名前の挙がっている3町村を含め、最終処分地の目処は立っていません。

さらにここにきて、原発を動かす電力会社への不信が高まる事態も。

2026年1月、静岡県の浜岡原発の再稼働をめぐる審査で、中部電力がデータを不正に操作していたことが発覚。

原子力規制委員会 山中伸介委員長(1月7日)
「重要なデータを恣意的に操作したもので、安全規制に対する“暴挙”である」

また、再稼働した柏崎刈羽6号機についても、東電から国への書類提出が遅れた上に、30か所も誤りがあったことが明らかとなりました。