伝統的な食文化を継承しようと、文化庁が取り組む「100年フード」が発表されました。
■あのご当地グルメも! 文化庁が認定「100年フード」
山形純菜キャスター:
文化庁が取り組んでいる「100年フード」は、2021年度から始まっており、現在は329件を認定しています。
「100年フード」とは、地域で受け継がれてきた食文化を100年先まで継承していく取り組みのことです。
「100年フード」に選定されると、▼ロゴマークが使用可能で、▼公式WEBサイトや文化庁主催イベントなどで、食文化や団体の活動事例の発信が可能です。
「100年フード」に認定されるには、まず応募する必要があります。2025年度は46件の応募があり、認定されたのが29件でした。
【2025年度認定 100年フード】(文化庁HPより)
▼北海道「札幌スープカレー」「室蘭やきとり」
▼岩手県「べご汁」「遠野ジンギスカン」
▼宮城県「えび餅」「牛たん焼き」
▼福島県「あわまんじゅう」「高寺芯そば」
▼栃木県「鮎の腐れ鮓」
▼千葉県「勝浦タンタンメン」
▼神奈川県「建長汁」
▼新潟県「雪国発酵 保存食文化」
▼長野県「長野市の粉もの文化」「天龍村の柚餅子」「ひだみの食文化」
▼三重県「てこね寿司」
▼愛知県「にかけうどん」「おしもん・おこしもん」
▼滋賀県「どろ亀汁・黄飯」
▼岡山県「岡山ばらずし」
▼香川県「讃岐うどん」「オリーブ新漬け」
▼徳島県「はんごろし」
▼高知県「柚子酢締めのあゆ姿寿司」
▼福岡県「久留米ラーメン」「糸島そうめんちり」
▼大分県「りゅうきゅう」
▼鹿児島県「つけ揚げ(さつま揚げ)」「がね」
上記の29件が2025年度の「100年フード」に選ばれました。
Nスタ出演者の出身地の“100年フード”には、どんなものがあるのでしょうか。
▼東京都(井上貴博キャスター)
・桜鍋を中心とする“馬肉食文化”
・武蔵野地域の“うどん文化”
▼岩手県(山形純菜キャスター)
・わんこそば
・まめぶ
▼静岡県(高柳光希キャスター)
・静岡おでん
・富士宮焼きそば
▼北海道(陸上100mハードル 元日本記録保持者 寺田明日香さん)
・あげいも
・スパカツ
郷土料理をしっかり受け継いでいこうという取り組みを行っているところがあります。
■地域の食文化を“未来”に継承 「100年フード」認定の効果は?
2023年度に認定された滋賀県の「安土のふなやき」は小麦粉、黒砂糖、水、ベーキングパウダーで作られています。織田信長に仕えた千利休が催した茶会で出された茶菓子「ふの焼き」がルーツと言われています。
ただ、「安土のふなやき」は若い世代には馴染みがなく、「魚のフナなのかな?」と子どもたちが勘違いしてしまうこともあるので、「地域の郷土食を学んでほしい」と取り組みが行われました。
2024年、2025年と滋賀県近江八幡市の中学校の生徒会が、地域のイベントで「安土のふなやき」を販売したそうです。焼くのが追いつかないほどの大盛況で、購入した子どもの中には「こんな食べ物があると知らなかった」と話す子もいました。
安土町商工会の担当者に実際の効果を聞いてみると、「『100年フード』に認定されたことでPRしやすくなった」と話していました。
井上貴博キャスター:
このような取り組みは食育にも繋がると感じます。
沖縄を調べてみると、「ラフテー」は認定されていて、「沖縄そば」が入っていないので面白いなと思いました。
==========
<プロフィール>
寺田明日香さん
陸上100mハードル 元日本記録保持者
東京五輪で準決勝
注目の記事
「クソババァとか最低なことを」山形南高校、飾らない言葉で彩られた卒業式 答辞の原稿を捨てて語った”本当の思い”

ホームから転落した妊婦… 救ったのは高校生 「ためらいなかった」 電車到着5分前の“救出劇” SNSを通じて奇跡の再会

定説崩壊 マグニチュード9クラスの巨大地震 73年で到来 「数百年に一度」の定説くつがえす事実 最新研究が捉える予兆 東日本大震災15年「つなぐ、つながる」

終了迫る「3Gガラケー」そのままにしておくと自動解約→電話番号消失に あなたや家族は大丈夫? 携帯料金の支払いグループ、ファミリー割引…家族のスマホ回線に影響する可能性も【サービス終了まで1か月】

”頭部に強い衝撃”生後11か月の娘の死から8年 裁判で無罪を訴えた母親(29)「病気を持っていたせいで命を奪ったと思いたくなかった」 母親の暴行の有無が争点 判決は3月3日【裁判詳報・前編】

「てっきり おこめ券が届いたかと…」県の物価高対策の“おこめ券” 届いたのは申請書 直接郵送ではない理由は 山梨









