アメリカとイランの戦闘終結に向けた覚書に双方が署名したことが明らかになりました。ただ、ホルムズ海峡をめぐっては認識のズレが生じている可能性があり、今後の協議の行方が注目されます。
アメリカ トランプ大統領
「覚書に署名したと言えてうれしい。ホルムズ海峡はすでに一部が開放されている。金曜日(19日)に海峡は完全に開放される」
15日、このように語ったトランプ大統領。19日にスイスで予定される覚書の署名式典を経て「ホルムズ海峡が完全に開放される」との認識を示しました。
覚書についてアメリカ政府高官は、アメリカ側はトランプ氏とバンス副大統領が、イラン側はガリバフ国会議長が署名したと明らかに。ホルムズ海峡をめぐっては「60日間、通航料が無料で開放される」と明記されているとしたうえで、「通航料の無料化が最終合意に盛り込まれることを期待している」と話しました。
バンス副大統領は。
アメリカ バンス副大統領
「ホルムズ海峡は長期的に通航料なしで開放されると見込んでいる。今後、実務交渉で詰めていくことになるだろう」
一方、イランメディアは、覚書には「イランとオマーンがホルムズ海峡の航行サービスを管理する」としたうえで、60日間は無料で開放されると記されていると伝えました。ただ、それ以降はイランはサービス料を徴収する考えだとしています。
イラン外務省 バガイ報道官
「イランとオマーンが提供するサービスの料金を徴収する」
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は覚書について、14項目からなり、ホルムズ海峡については「イランは商用船舶の安全な航行を無償で確保するよう最大限努力する」と規定していると報道。また、イランが備蓄する濃縮ウランについてはアメリカとイランが「処分を解決する」と明記されていると伝えています。
注目の覚書の内容が公表されるのはいつになるのか。バンス氏はFOXニュースに対し。
アメリカ バンス副大統領
「トランプ大統領が言ったように覚書は金曜日(19日)に公表されるだろう。大統領がそれより早く公開すると決めるかもしれないが」
イランのアラグチ外相は最終合意を目指し、両国が19日にスイスで新たな協議を開始すると明らかにしていて、その行方が注目されます。
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