東京で迎える細田あいのラストランと新たな人生
記者:本当に3月の東京マラソンで最後ですか?
細田:東京で最後です!自分の中でただ走るだけで終わりたくない。しっかり自分の力を出しきって、やっとやりきった、終わったと思えると思うので、自分のベストを尽くすというか、最後まできつい練習とかを乗り越えていい状態でスタートラインに立って、本当に…そうですね。いい結果というか、自分が悔いなく納得する形で終わりたいと思っています。(去年)12月あたりがちょっと走り込めていない部分もあるのでジョグでしっかり体を作りながら、ベース作りながらも質を上げていくので、結構ハードにはなるだろうなというのは思ってはいるんですけど、本当に最後なのでやれるかなと。やり切ります。
記者:マラソンでフィニッシュした瞬間からまた新しい細田あいが始まると思うんですけど、今後どうされるんですか?
細田:まだ正直決められてない部分もあるんですけど今のところエディオンにそのまま籍を残す予定で。その後に関しては会社と調整中なんですけど、陸上に何かしらの形で関われればと思っています。
インタビューの最後、これまでの陸上人生を思い返した細田が目に涙を浮かべながら自身の好きな言葉を教えてくれた。
細田:「七転び八起き」っていう言葉が好きで。似た言葉で七転八倒とかもあるんですけど「七転び八起き」は何回失敗しても立ち上がってという。その言葉がすごく好きで、失敗とかいろんな苦しい事とかがあっても、また起き上がって、頑張って、また転んでみたいな。その言葉は自分に合っているかなと。
「七転び八起き」それはまさにランナー・細田あいを象徴する言葉だ。取材を終え「本当に終わりですか?来年MGC走っていたりしないですよね?」と聞いてみると「走らないです(笑)もう本当に終わりです!」と言い切り、最後は「美味しいご飯食べてくださいね」と笑顔で見送ってくれた細田。3月1日のラストラン、そして新たな人生のスタートとなる東京マラソンでの走りは、きっと多くの人々の心に刻まれるはずだ。

















