アメリカのトランプ大統領は、イランとの停戦の60日間延長などを盛り込んだ戦闘終結に向けた覚書の締結をめぐり、「今から会議を開いて最終判断を下す」と明らかにしました。
トランプ大統領は29日、SNSに投稿し、アメリカとイランの停戦を60日間延長して、核兵器開発問題を話し合うための覚書について、「今から、(ホワイトハウスの)作戦指令室で会議を開き、最終判断を下す」と明らかにしました。
覚書の締結をめぐっては、アメリカ政府関係者が28日にアメリカとイランの間で暫定的な合意が成立し、トランプ大統領が締結するかを検討していると明らかにしていました。
また、トランプ大統領は合意条件について、「イランは核兵器を決して保有しないことに同意しなければならない。ホルムズ海峡は直ちに開放され、航行が制限なく行われるようにならなければならない」などと主張しています。
一方、イランの外務省報道官は29日、アメリカとの合意は最終決定されていないと述べました。そのうえで、現段階では戦争の終結に注力しており、イランの核開発計画については交渉していないと強調しました。
また、イランが事実上の封鎖を続けるホルムズ海峡の管理をめぐっては、イランとオマーンが決定すべきことだとしています。
こうした中、イランの軍事精鋭部隊・革命防衛隊に近いタスニム通信は29日、「トランプのツイート(投稿)はいつものパターンであり、一方的な過大評価の意見表明にすぎない」などと伝えています。
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