1.6億回再生 有料広告の存在
1億6000万回再生を記録した高市氏の動画。選挙分析などを行うJX通信社の米重克洋代表はこう話す。

JX通信社 米重克洋 代表
「ポップスター並みの再生回数なので、日本であげられたYouTubeの動画の再生回数の伸び方としてはかなり記録的なもの。かなり広告によって再生回数を増やした可能性が極めて高いと思う」
高市氏の動画は有料広告としても配信され、YouTubeで他の動画を再生した際などに広告として自動的に流れていた。それが再生数の爆発的な増加に繋がった可能性が高いという。
米重代表が注目するのは、視聴者のリアクションを示す「いいね」の割合の低さだ。

JX通信社 米重克洋 代表
「いいねの回数でいうと、今3.9万回で、再生回数が1億6000万回なので、再生回数を分母にした『いいね』の割合、つまりこれを『いいね率』という場合には0.02%になります」
今回の動画で、「いいね」をつけた人の割合はわずか0.02%。米重代表によると、通常、YouTube上で人気のある動画の場合、「いいね」を付ける割合は数%程度はあるという。
JX通信社 米重克洋 代表
「この2桁ほど少ない0.02%という『いいね率』は、再生回数の分母がかなり広告によって増えているというということを示唆していると思う」
「選挙ドットコム」によると、有料のネット広告は、2024年ごろから選挙の際に広く使われるようになったという。

選挙ドットコム 伊藤由佳莉 副編集長
「自民党だけがやっているわけではなく、各政党・政治団体が広告を使っている。ネット広告というのは、ターゲティングができて、年代層やエリアなど。例えば政党が『こういった層に政策を届けたい』となったときに、対象としている層に届けられる」
「選挙ドットコム」によると、広告料は再生1回につき2~10円。

1億6000万回再生された高市氏の動画の場合、仮に全て広告として再生されたとすると、単純計算で広告料は3億円以上になる。
野党からは…

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「ネット上はうまくやれば広告としては、要はいくらでもできる、お金次第。しっかりやっぱり議論すべきだと思います」

社民党 福島みずほ 党首
「大企業から政治献金受けて、その莫大なお金で選挙をやっているとすれば、私たちみたいに一人一人のお金で寄付をもらうところと段違いです」

自民党の広報本部は…
自民党広報本部
「再生回数が1億回を超えたことについては、党としても想定外であり、大変驚いています」
「広告としての動画視聴に加え、多くの方が興味を持って視聴いただいたため、YouTubeの『おすすめ』等に表示されやすい状況にあったのではないかと考えております」
「政党による『政治活動のための有料インターネット広告』として、従来通りの適切な運用を行っております」














