「“無駄遣い”については僕らはブレーキ役」

―――社会保険料の引き下げは?

 「社会保険料は本当に高すぎます。年収350万円の人で社会保険料の引かれる額は50万円です。事業主も同じ50万円を負担している。つまり年収350万円の人は社会保険料を100万円負担している。なかなかこれでは持たない。維新の会が連立に入ってから、約1兆円は引き下げられるところまできました。ただここは非常に範囲も広く、壁も厚いところがたくさんあるので、時間をかけながら1つ1つ着実にやっていくことが重要です」

―――財政面では「責任ある積極財政(=お金を使う)」を掲げる高市総理に対し、維新は「身を切る改革(=切り詰める)」による財政規律を重視しているようにみえます。考え方が一致しない部分もあるのでは?

 「ここに維新の会が与党の中で果たすべき役割があると思っています。僕はどんどんお金を使ってもいいと思うんです。さまざまな成長分野に投資する、子どもたちに投資する、必要なところにお金を使うのは僕は賛成です」

 「ただ歳出の改革は、10年間知事と市長をやってきた僕としては絶対必要。大切な税金ですから。ここはなかなか自民党だけでは進めにくいと思います。だからこそ日本版DOGE(租税特別措置・補助金見直し担当室)をつくって動かし始めています。“無駄遣い”については僕らはブレーキ役です」