“ホクホク”“党首討論欠席”…高市総理の発言 影響は?
井上キャスター:
過去の選挙では、総理の発言一つで「風向き」が変わった事例があります。

【高市総理の発言】
▼1月31日(土)
「(円安について)助かっているのが外為特会の運用、いまホクホク状態」
→その後SNSで釈明
▼2月1日(日)
【午前】NHK「党首討論」を急きょ欠席
→番組内では「腕を痛め治療」と説明
【午後】岐阜で応援演説
▼2月2日(月)
「憲法になぜ自衛隊を書いちゃいけないのですか?当たり前の憲法改正もやらせてください」
このあたりは「風」にどう影響したのでしょうか。
TBS報道局 選挙本部デスク 本杉美樹 記者:
無党派層からの支持が伸びている点で、裏を返せばあまり影響がなかったように見受けられます。

与野党の陣営を取材してみると、自民陣営からは「(高市総理の言動について)その話をしてきた人は1人もいないね。誰も何も気にしてないんじゃないかな」といった強気な発言がありました。
一方、中道陣営からは「高市総理の言動について指摘しても、有権者に聞く耳を持ってもらえない」と嘆く声が聞かれる状況です。
高市総理の発言が、それほど今の自民の追い風に影響はなかったと考えられます。
井上キャスター:
今回の選挙戦では、各党がどのように無党派層を取り込むかが問われていますね。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
これまで無党派層の投票先は、最終的に中道やかつての立憲に流れることが多い印象でしたが、今回はむしろ、無党派層が、もともとの立憲、中道から離れる傾向が伝わってきます。
当初、公明の支持母体「創価学会」の票が、小選挙区で立候補した立憲候補に入るのだろうかと疑問を投げかける人もたくさんいましたが、その点はむしろ固まりつつあるように思います。一方で、立憲支持ではないが、無党派層で立憲に入れていた人が、自民やその他の党へ流れている印象です。
高市総理の発言や行動の一つひとつは、これまでの選挙なら「風向き」が変わってもおかしくないものでしたが、それがほぼ響いていないというのは、どう説明していいのか分かりません。
山内あゆキャスター:
情勢分析で「自民党が強い」と分かると、投票行動にも影響はあるのでしょうか。
国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
自民大勝の予測が出ていると、「わざわざ投票に足を運ぶまでもない」「自分の一票が反映されない」という心理に働くとすれば、天気とも重なって影響が出てしまうかもしれません。しかし、それは避けて、ぜひ大変であっても足を運んでもらいたいと思います。

















