“クリーンなレアアース”今後の計画は

2027年2月に、1日最大350トンの泥を引き揚げる本格的な試掘を行う計画があり、試験開始までに、南鳥島に泥から海水を抜く脱水処理をする施設を建設する予定です。

石井正一氏:
再来年の28年3月までには経済性をしっかりと皆さんに見えるような形にします。
経済性を抜きにしてレアアース開発は議論することができないものですから。
内閣としては、全体の技術的な実証をする。鉱区を設定するための基礎的な条件を詳細に調べています。
技術的に採れる、精錬もできるということになると、民間事業者が入ってきやすいわけですよね。内閣府は9府省が今連携して、このルートを築こうとしています。

国産レアアースの重要性について石井氏は、「日本の経済安全保障の観点から、供給源の多様化が重要。選択肢の一つとして、南鳥島のレアアースが少しでも貢献できれば」と話します。

石井正一氏:
政府全体としても、2010年の中国からの供給停止2か月を教訓にいたしまして、2010年から15年間かけて供給源を特定国に過度に依存しない、いわゆる多角化多様化をしていきましょうという考え方できました。
その中の一つとして「国産レアアース」の選択肢があるということです。
今は選択肢にまだノミネートされませんので、早くノミネートされるような形に研究開発を加速する必要が、今の国際情勢ではあるのではないかと思っています。

恵俊彰:
まだ一歩かもしれませんけれど、とても大きな一歩で、力強い一歩なんだということがよくわかりました。

(ひるおび 2026年2月3日放送より)
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<プロフィール>
石井正一氏
内閣府の大型研究プロジェクト
「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」プログラムディレクター