持ち帰ったレアアース泥は・・・

研究施設で泥水の成分や海底で得たデータを分析し、泥からレアアースが実際に精製できるか試みます。
レアアース泥には放射性物質やヒ素などの有害物質をほとんど含まないことが分かっているので、産業廃棄物などの処理工程が少なくなるという利点もあります。

石井正一氏:
「レアアース鉱石」からの精製のプロセスは中国に占有されておりますけれども、「レアアース泥」からのプロセスの研究開発は日本が総力を挙げてやって、何とか精製・製錬も日本でできるようにしたい。
でもそのためには物(レアアース泥)がないと駄目なんですよ。
2027年2月には本格的に採りにまいりたいと思っております。

恵俊彰:
すごいですよ。鉱物からでなく泥からレアアースを採ろうとしているのは日本だけで、その技術は日本が今トップランナーであると。

弁護士 八代英輝:
中国がレアアースに関して今、独占的な地位にあるのは、精製過程で環境負荷がかかってしまうからで、それが許されてできるのが中国の内陸部だけだから、実際のところ先進国は難しいというふうに言われていました。先生の説明だと環境負荷が非常に低い精製技術を用いてできるのではないかという可能性が出てくる。

石井正一氏:
クリーンなレアアースができるという考え方で、これからの日本の研究開発を進めてまいりたいと思っています。