「家族の一体感」重視の慎重・反対派 子どもに悪影響の可能性

永橋 記者:
一方で「慎重・反対派」(自民、維新、参政、保守)も以下の理由を述べています。

▽家族の一体感が失われる
→家族全員の姓が同じことが絆に繋がっているという考え方。そのため、別姓になると一体感が薄れてしまう。

▽姓を選べない子どもへの悪影響懸念
→子どもからしたら、自分の姓を選べず、両親と自分の名前がバラバラになることを強制されることになる。その悪影響を心配する声がある。

▽「旧姓の通称使用拡大」で不便さは解消

井上貴博キャスター:
個人的には、選択的夫婦別姓は速やかに導入していただきたいと思いますが、内閣府の調査などを見ると意見は分かれている。
また、世代間ギャップが大きいのも、この議論の合意形成の難しさにあるのだと思います。

政策の議論をもう少し腰を据えてやっていただきたい。この議論に限った話ではなく、選挙ごとに細切れで議論が終わってしまっている気がします。

東京大学 斎藤幸平 准教授:
「選択的夫婦別姓」の議論は30年ぐらい続いています
ドイツなどでは夫婦別姓が当たり前で、だからといって家族がバラバラになっていることもありません。

同性婚といった様々な形の結婚や家族のあり方が増えている中で、考えなくてはいけない問題は他にもまだある。最初の問題で“足踏み”をしてしまっているので、早く解決してほしいと思います。