花園準決勝で死闘演じた大阪桐蔭 Bブロックで近大付と対戦!

 続くBブロックの決勝は、花園での全国大会準決勝で桐蔭学園撃破まであと一歩まで迫りながら、ラストワンプレーで逆転を許した大阪桐蔭と近大付の対戦。

 綾部正史監督が「新チームの活動は始まったばかり、まだチームとしてどう戦うかを探っている状態」と話した大阪桐蔭。序盤は大事なところでミスが出て、なかなか得点につなげることができません。それでも、持ち味のフィジカルの強さを発揮して接点で近大付を上回ると、前半で3つのトライを奪って17対0とリードします。

 「前半は、(気迫が)空回りしているところがあったので、後半は自分たちで、(もう少し)工夫してみたら」と綾部監督が送り出した大阪桐蔭。後半に入ると、ようやく大阪桐蔭らしさを発揮していきます。

 FWで完全に近大付を圧倒して敵陣深くまで攻め込んでいくと、ラインアウトからのモールを一気に押し込んで連続トライ、近大付を突き放しました。終わってみれば前後半合わせて9トライを奪う猛攻で55対0、近大付を無得点に抑えるディフェンスの固さも見せてBブロック優勝を飾りました。

大阪桐蔭新チームのキャプテン・CTB吉村大志選手

 ゲームキャプテンを務めたLO冨永竜希選手が「桐蔭学園戦の最後の瞬間は、今でも目に焼き付いている。自分たちの代で絶対にやり返したい」と強い気持ちを示すと、この試合は、けがの影響で欠場した新チームのキャプテンを務めるCTB吉村大志選手は「2つ前の名取凛之輔主将、一つ上の手崎颯志主将と偉大な先輩方が大阪桐蔭という強いチームをつくってきたが、自分も同じポジション(CTB)でキャプテンを務めることになった。伝統のディフェンスの固さという良さは残しつつも、お二人とはまた違った形で自分たちの強みを生かした大阪桐蔭をつくっていきたい」と語りました。

 昨シーズンは、試合を重ねるごとに成長した姿を見せた大阪桐蔭。今シーズンはどんな成長曲線を描くのか、この後の戦いぶりに注目です。