今も消えない、亡くなった仲間の顔 戦友は「家族と同じ」

「軍服と、飛行服だけで帰りました」

8月18日、復員。上野さんは、叔父の家へと戻った。

97歳の上野さんに聞く。

「上野さんにとって、戦友とはどんな存在だったんですか」

上野さんは少し考えてから答えた。

「家族と同じですね。生死を共にしましたから。今でも忘れられません」 

亡くなった仲間の顔は、今も消えない。一方で、生き残った戦友は年々少なくなっている。

「今は、その息子さんたちと話すことが多いです。それでも家族みたいなものです」