学生で2度目のマラソンは少数

男子マラソンの学生歴代リストは以下(【写真で見る】参照)のようになっている。

学生歴代リスト

学生選手のマラソン出場は、以前はそれほど多くなかった。1970年代の瀬古利彦(当時早大)は別格だったが(箱根駅伝1か月前にマラソンを走るなど、今では考えられない)、2000年前後は藤田敦史(駒大。現駒大監督)、佐藤敦之(早大。現中国電力監督)、藤原正和(中大、現中大監督)らが学生記録を更新した。現在の学生歴代リストでは上位10パフォーマンス中、藤原以外は2020年以降の記録で占められている。厚底シューズの登場が、学生のマラソン進出のハードルを低くしたのは間違いない。

学生の間に2回以上マラソンに出場した選手は少なく、2度目のマラソンの学生最高記録は横田俊吾(青学大→JR東日本)の2時間07分47秒だ。初マラソンは怖い物知らずで挑戦できるが、2回目で記録を下げる選手が多いと言われている。横田や柏優吾(東洋大→コニカミノルタ)の例を見ると、学生には当てはまらないのかもしれないが、昨年の別大で東京世界陸上代表入りを狙った平林清澄(國學院大→ロジスティード)は、初マラソンより記録を下げている。

黒田は1月8日の取材で、「タイムは走ってみないとわかりませんが、順位が大事だと思うので、初マラソンの大阪(6位、日本人3位)より良い順位を目標に走りたいと思っています」とコメント。先頭集団で勝負を重視して走るつもりだ。